プロキシファイルはどういうときに使うか
高画質・容量の大きい動画を編集するときに使用する。
例えば4K動画や長時間動画など元の素材が重い場合は、再生がカクついたり編集操作が重くなったりすることがある。
プロキシファイルを作成すると編集時は軽い低解像度の動画を使用して再生するため、タイムライン操作やプレビューを軽くできる。
※書き出し時は元の高画質素材が使用されるため、完成動画の画質は低下しない。
プロキシファイルの作成方法
Filmoraでは設定から自動作成を有効にする方法(1)と動画読み込み時に作成する方法(2)がある。
方法1:自動でプロキシファイルを作成する
- 上部メニューの「ファイル」から「設定」を開く。
- 「パフォーマンス」タブを選択する。
- プロキシ設定の項目にある
「メディアの解像度が次の値よりも高い場合は自動的にプロキシを作成する」
にチェックを入れる。
- プロキシを作成する基準となる解像度を設定する。
例:1920×1080以上の動画を対象にする。
- 保存場所を設定して「OK」を押す。
設定した解像度以上の動画を読み込むと自動的にプロキシファイルの作成が開始される。
方法2:動画読み込み時に作成する
高解像度の動画をFilmoraへ読み込む。
プロキシファイルを作成するか確認画面が表示された場合は「作成する」を選択する。
作成中は画面左下に処理中のアイコンが表示される。
完了すると再生マークに「P」の表示が出る。
「P」が表示されていればプロキシファイルを使用して編集している状態。
プロキシファイルのメリット
再生が軽くなる
高画質素材をそのまま再生するより編集時の負荷が減る。
特に、
- 4K動画
- 長時間動画
- 複数のエフェクトを使用した編集
などで効果を感じやすい。
編集操作が快適になる
再生時のカクつきやタイムライン操作時の遅延を減らせる。
カットやテロップ追加など細かい編集作業がしやすくなる。
プロキシファイル使用中の画質について
プロキシファイルを使用すると編集中のプレビュー画面は低解像度の動画が表示されるため画質が下がって見える。
これは編集時のみの状態で、書き出し時は元の高画質素材が使用されるため完成動画の画質には影響しない。
色味や細かい部分を確認するときは一時的にプロキシを解除して元の素材で確認するとよい。
プロキシファイルを使うときの注意
プロキシファイルは編集を軽くするためのもので元動画そのものを変更するものではない。
元の素材を削除したり移動したりするとプロキシとのリンクが切れる場合がある。
プロキシ作成には時間がかかるため全ての動画で作成するのではなく、動作が重い素材だけに使用する。
- 4K動画や容量の大きい素材を編集するときに便利。
- 編集時のみ軽い動画を使用するため、書き出し後の画質は変わらない。
- プレビュー画面の画質が低下して見えるが、正常な動作。
- 動作が重い場合に使用し、短い動画や軽い素材では無理に作成する必要はない。