Premiere ProのUXPプラグインをCCX化
Premiere Pro用に作成したUXPプラグインを、UXP Developer Tool(UDT)から.ccxにパッケージ化して、Creative Cloud経由でインストールした。
開発中はUDTからプラグインを読み込んで使用できるが、完成後はCCX化してインストールしておくと、UDTを起動しなくてもPremiere Proから直接使える。
開発用フォルダ
今回はUXPプラグインの開発ファイルをまとめて管理するためのフォルダを作った。
~/Developer/AdobePlugins/
例えば、
~/Developer/AdobePlugins/
├── plugin-a/
├── plugin-b/
└── plugin-c/
のように、Premiere Pro用のUXPプラグインをまとめて管理する。
GitHubなどで管理しているプラグインは、この場所にgit cloneしておくと管理しやすい。
UXP Developer Toolで開発
開発中はUXP Developer Toolにプラグインのフォルダを登録して、LoadまたはLoad & WatchでPremiere Proに読み込む。
コードを修正しながら動作確認するときは、この方法を使う。
CCXを作成
動作確認が終わったら、UXP Developer ToolからPackageを実行する。
すると、
plugin-name_premierepro.ccx
のようなCCXファイルが作成される。
CCXは、Premiere Proにインストールするためのパッケージ。
注意点
Packageしただけではインストールされない。
最初、ここを勘違いして「CCXを作ったのにプラグイン管理に表示されない」という状態になった。
CCXをインストール
作成された.ccxファイルをFinderからダブルクリックする。
Creative Cloudが起動し、プラグインのインストールが行われる。
UDT
↓
Package
↓
.ccx作成
↓
CCXをダブルクリック
↓
Creative Cloud
↓
インストール
という流れ。
インストール後
インストールが完了すると、Premiere Proの
ウィンドウ → UXPプラグイン
からプラグインを起動できる。
毎回UDP Developper Tools を起動してLoadする必要はない。
つまり、普段の動画編集では
Premiere Proを起動
↓
ウィンドウ
↓
UXPプラグイン
↓
使用するプラグイン
だけで使えるようになる。
開発版とインストール版を分ける
今回の運用では、
~/Developer/AdobePlugins/
└── plugin-name/
をGit管理する開発本体として使用。
完成したプラグインはCCX化してCreative Cloudからインストールする。
開発時
コード修正
↓
UDTでLoad
↓
Premiere Proで動作確認
完成後
動作確認
↓
バージョンアップ
↓
UDTでPackage
↓
CCX作成
↓
CCXをダブルクリック
↓
Creative Cloudからインストール
↓
Premiere Proから使用
この形にすると、普段の編集作業ではUDTを起動する必要がなくなる。
バージョンアップ
manifest.jsonのversionを変更した場合など、インストール版に変更を反映したいときはCCXを作り直す。
例えば、
"version": "1.0.0"
から、
"version": "1.0.1"
に変更し、再度Packageする。
開発中はUDTで確認し、ある程度まとまった変更が完成したらバージョンを上げてCCX化する。
UXPとCEP
Premiere Proの拡張機能には、UXPとCEPがある。
UXPの場合は
UDT
↓
CCX
↓
Creative Cloudからインストール
↓
ウィンドウ → UXPプラグイン
という流れ。
一方、CEPでは
~/Library/Application Support/Adobe/CEP/extensions/
などに拡張機能を配置し、
ウィンドウ → Extensions
から使用する。
そのため、Premiere Pro用の拡張機能を入手したときは、まずUXPなのかCEPなのかを確認すると、インストール方法を判断しやすい。
まとめ
今回の作業でUXPプラグインを
開発 → UDTで確認 → CCX化 → Creative Cloudからインストール
という流れで運用できることを確認した。
開発ファイルは
~/Developer/AdobePlugins/
にまとめてGitで管理。
普段はCCXからインストールしたプラグインをPremiere Proから直接使用する。
UDTは開発用、CCXは完成版のインストール用と分けて考えると分かりやすい。